死に向かって生きる

双極性障害でも生きてます

伝説のおじさん

私の近所に伝説のおじさんがいます

仔猫保護の神様なんです

今までも何十匹と仔猫を犬の散歩中見つけ保護されてきた方です

噂では聞いていたんですが、先日ご本人に出会う事が出来ました

根っからの動物好きみたいで、いえには9匹の猫を飼っていて

ワンちゃんも1匹

このワンちゃんは猫のおっぱいで育ったんだそうです

だから猫を下には見てなくて、仲間と思っているそうです

そのワンちゃんを散歩中に出会いました

私がTNR未の猫の餌付けをしているところに

 

「いいもの貰ってるね〜」

 

って声を掛けてこられ、また苦情なのかとドッキリしたら

 

「笑顔でこの辺に黒猫の仔猫おりますやろ?」

 

って...

 

「はい。この子の子供だと思います」

「可愛そうだけど避妊手術をする為に餌付けして捕獲しようとしてます」

おじさんは笑顔で

 

「それはご苦労さんですな」

 

おじさんは仔猫を保護したいらしいけど

これ以上増えると奥さんに怒られるからって苦笑いされていました

おじさんはこの近辺の野良猫やその他、

人によって野生化されている動物の現状を教えてくださいました

なんと!

アライグマまで野生化してて、可愛いい顔してるけど危険だから

触ろうとしたら、手を食われるよって…

教えてくれました

また引越しの際に飼っている猫を捨てて行く非情な人がいる事も

教えてくれました

 

「外で暮らす猫達と遊んでいると眉間にシワを寄せて

 

ここで野良猫に餌をやらないでください!

 

って人はね

心が狭いんよ

心が渇いてるっていうの?

きっと人生がうまく行ってないんやろうね

私はそう思うよ

こんなに可愛い動物達を見て眉間にシワ寄せるのかな?

あ〜猫が日向ぼっこしてて気持ち良さそう

とか思えんのかな?

私なら口元が緩んで心がほっこりとするよ」

 

おじさんの言葉にうんうんと大きく頷きました

この子達は自分の意思でここに居るのではなく

人に捨てられたり、見捨てられて繁殖した子達ばかり

自分から

 

「私、野良になります」

 

って子はいないって言うことです

誰かがこの悪循環を食い止めないといけないわけです

誰かがTNRをして、その後のお世話をして地域の猫の数を減らす

この活動が非常に重要な事を改めて感じました

最後におじさんは優しく

 

どうか、この子達を可愛がってあげてくださいね

 

ここ数日で1番胸に染みた言葉でした

 

おじさんもいつも外動物に優しくしてくれてありがとう